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2006年4月23日 (日)

靖国神社へ行って来ました

春期例大祭も今日で終わり。
東京へ引っ越したら絶対に参拝しようと思っていたのですが、結構遅くなってしまいました。

天気はいまいちでしたが、平和を祈る場所での霧雨はなかなか様になっていたかもしれません。日本という国は季節の色彩が豊かで、雨風雪さまざまな気象に歌心あふれる形容が生まれていますし。

最終日で天気も今ひとつだったためかさほど人出は多くないようでしたが、意外と外国人の方をたくさん見かけました。東南アジアの方やヨーロッパの方が来ていたようです。判ったところでは台湾の方もいましたが、見た目だと全然判りませんでした(^^;

さて、どこぞの国と隣の国は、「日本は世界で孤立している!」だの「靖国神社は世界中の非難の的」だの主張されてましたが・・・・お笑いですね。

遊就館も一通り見てきました。
売店がちょっとヒく感じでしたが、展示そのものは、およそ一世紀前からの歴史を俯瞰するには良いところです。
上映されていた記録映画はどうしても賛美調ではあるものの、逆に教科書に載らない歴史を知る機会と思えば、子供を連れてきている方がちらほら見受けられたのも少し嬉しくなります。

少なくとも、アジアの小国でしかなく、黙っていれば植民地になっていたであろう日本がひとつの国家として欧米列強と肩を並べるようになった経過や、大国化の芽を摘むべく謀略が巡らされ、日本に勝てるはずのない戦争を選ばせた歴史的・世界的動きは、残念ながらこれまでの日本の教育では黙殺されてきています。(当の欧米ではしっかり教えている部分だったりするわけですが。)

しかし「欧米からのアジア解放」という崇高な理念が「建前」であったであろう、ということもまた、僕たちは想像しなくてはなりません。
日本が戦争を選ばざるを得なかった、という論に立つときには見落としがちですが、政治である以上は裏を疑ってかからねば・・・・本音のうちには、あるいは上層部の一部の人間のうちには、本心で侵略を意図した者もいたのではないか。これは日本に限らず、むしろ日本だからこそ「こうではなかった」と思えてならないのですが、根がひねくれているからでしょうか、想像してしまうのです(^^;

が、例えそうであっても、「建前」の理想を本心から信じ愛した誇り高い軍人たちの崇高な犠牲があったからこそ、今の自分たちがあるのだということを忘れてはならないでしょう。

靖国を見ることはけして戦争を賛美することではなく、歴史を俯瞰し自分の立ち位置を見つけることなのではないでしょうか。
その結果が「日本は悪かった!」でも「日本は悪くない」でもない事を願うばかりです。

8月にはまた行きます。

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コメント

私も生まれて初めて東京に行ったとき、靖国神社に行きましたよ。もう何十年も前ですが。

私が学生のころは、日教組が強くて、私自身は父の影響などあって社会主義国に批判的だったために、テストの点からは考えられないような成績を付けられた事があります。

竹村健一の発言が、衝撃的だった時代ですからね。
なんでも、マスコミはなんでも右翼、反動で片付けてました。

私が、中国と韓国のみなさんに言いたい事は、あの戦争がすべて正しかったとは思わないけれど、日本はアメリカに負けたのであって、あなた方に負けたわけではないですよ。ということですね。

投稿: AckyLacky | 2006年4月23日 (日) 21時50分

コメントしづらいところにコメントをありがとうございます(^^;

中国と韓国には、それぞれで日本を明確に敵にしなくてはならない事情があったはずです。

韓国は日本統治時代に李氏朝鮮時代の体制を完全に壊され、しかし新たに得た独立に際しても李氏朝鮮を再興するわけにはいかなかった。
奴隷から解放された人々はもう一度奴隷になどなりたくないですし、しかし統治という経験が薄い民族なので、何かをもって強力に団結しなくてはならなかった。
自分たちを支配していた日本ほど適切なものはなかったでしょう。
(実際には朝鮮側の為政者の完全な同意もあっての併合ですし、世界の歴史でも類を見ない穏やかな併合でしたが、韓国教育はそういうことは教えません。何しろ世界史そのものを軽視していますから・・・・)

中国の半日教育が本格化するのは80年代に入ってからですが、国民党と共産党の争いが一段落しても、政情は不安定だった。あれだけ広い国、内部は今でさえガタガタです。不満分子を山ほど抱えているときに、なんと日本から驚くべきネタが入ってきた。それを材料にした半日でとにかく民意をある程度までまとめ上げた。

日本が「鬼畜米英」とうたって欧米を敵視する政策をおとり、庶民にまで浸透させたのにも似ています。
だから日本ももちろん正しかったわけではない。

ですが、こういった「敵視政策」が必要な段階が、果たして今もなお続いているのでしょうか?

中国についてはチベットの問題などがあり、その反対派を弾圧して抑えている現状です。
が、反日政策との関係はさほど無いと言って良く、経済的にも相互依存が進んでいますから、脱却をしても良さそうに思われます(逆に、日本人としては圧制国家との友好に抵抗を禁じ得ませんが)。
しかし問題は中国が今なお共産主義の一党独裁体制であり、基本的には西側諸国との対立勢力の一角である、ということです。

韓国は中国以上に根深い半日教育を行っています。何しろ20世紀初頭に建った建築を「日帝からの解放を記念したものだ」と捏造して歴史にしている国です。
為政者さえ捏造歴史教育を受けて育った世代になっており、反日を除くことは容易ではありません。
先がどうなっていても反日教育を続けるしかない。
結果、現在では歴史に限らず、様々な文化を「韓国発祥」と捏造して日本文化にさえ攻撃を続けています。
到底「反日を引っ込める」などという声が受け入れられる環境にはありません。

さらに悪いことに、どっちの国も言論の自由が無い(^^;

日本国内ではここ数年で急激に「右傾化」が見られます。
が、自分は「元が極左だったのだから、中道的な思想と政治が右側に見えるのは当たり前」と思っています。

まずは右翼アレルギーを克服して、正しい意味で左右中道を体現した政治体制を実現すること。極右や極左は要りませんが、健全な意味でのナショナリズムさえ否定される現状は逆に健全ではありません。克服のためには教育の見直しが不可欠でしょうね。

中国韓国とは一定の距離を保つ必要もあるかも知れませんが、彼らが求めるような「服従」をするのではなく、互いに歴史と伝統を尊重しあえる関係を目指したいものです。
そのためにも、まずは日本人が歴史認識を改めることがどうしても必要ですし、その上で、中国や韓国での反日の現状、なぜそうなったのか、そういうことを研究しなくては、互いに「おまえは歴史認識を改めろ!」とだけ言い合っていても何も解決しません。

妖怪変化の様な中国と、そもそも話し合うという理性さえ持たない(火病という言葉は冗談ではない!)朝鮮民族を相手に、何百年かかるか知れたものではありませんが・・・・orz

投稿: がっでむ | 2006年4月23日 (日) 22時48分

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» 遊就館訪館記 [【時事・書評】東亜の葉っぱ]
靖国神社の神門をくぐり靖国神社本殿の近くを右折すると軍事博物館「遊就館」が見えてきます。 靖国神社が国のため、同朋のため、未来の子供たちのために死んだ英霊を慰霊顕彰する神社であることを知れば、この博物館があることも納得していただけるのではないでしょうか。 ? ?... [続きを読む]

受信: 2006年4月24日 (月) 21時13分

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