« モータルと東方シリーズ | トップページ | SONARってさあ・・・・ »

2006年5月 9日 (火)

Synth1の解説が始まっていた

たぶん世界中で最も有名なバーチャルシンセサイザーのひとつである「Synth1」の作者氏のページにて、内部構造などを紹介する「シンセプログラミング」のページが始まっていました。

このSynth1はもともとはDXiプラグインとして登場したそうなのですが、現在はvst環境でも使用できるようになっており、非常に広く使われています。

興味深いのはオシレータに関する説明。

「最初に白状すると・・・」と始まるこの文章で、Synth1の音はウェーブテーブル+一次補完、つまり波形そのもののサンプルが元になっていることが明らかになりました。
バーチャルアナログシンセと言えば波形はどうにかして生成しているものと思ってしまいますが、意外にもSynth1はそうではなかったということです。

とはいえ、あの自由でなめらかな変化っぷりを考えれば、この部分だけでも相当な手間と工夫が凝らされているんでしょうね。
例えばエイリアスノイズ(デジタル波形に特有の、サンプリング周波数の折り返しポイントに発生するノイズ。高域の音として知覚され、通常のデジタル楽器このエイリアスノイズを避けるためのローパスフィルターをシンセ部とは別の、出力の直前段階などに備えています。余談ですが初代のDX7にはこれがなかったそうです)を避けるためのウェーブテーブル。鳴らすべき倍音、鳴らしてはいけない倍音をそれぞれ調整したものが必要になってるみたいです。
工夫を凝らして作り上げられたSynth1のサウンドは素晴らしく、実際、今回ウェーブテーブルを用いていることが明かされるまで、音からそれを見抜いていた人って何人いるものやら・・・

あ、「一次補完」は意味がよく判ってないのでスルーします(^^; たぶんサウンドをよりなめらかにするための技術でしょう(E-muが持っている、「8ポイント補完」の特許と同じ様なもんだと推測)。

というわけで、素晴らしいシンセサイザーSynth1のサイトにリンクを貼ってみるのでした。

Daichi Laboratory

|

« モータルと東方シリーズ | トップページ | SONARってさあ・・・・ »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/159736/9996385

この記事へのトラックバック一覧です: Synth1の解説が始まっていた:

« モータルと東方シリーズ | トップページ | SONARってさあ・・・・ »