« ドラスレ英雄伝説「戦闘」のアレンジ | トップページ | 東方風神録・地霊殿 »

2008年9月15日 (月)

映画「レス・ポールの伝説」を観てきました

公式サイト

恥ずかしながら、レス・ポールという人については去年のサンレコで特集されるまで知らなかった(「ギターの名前」という認識しかなかった)のですが、そのサンレコの特集記事を見て以来非常に興味がありました。
そんなわけで、この映画は絶対に観ようと心に決め、本当に何年ぶりになるかわからない(10年はカタい)のですが、映画館まで観に行って来ました。

基本的にはコラージュ的な作りで、伝記映画としてはともかく、普通の映画として観たときにどういう印象があるか・・・というと、非常に散漫なものかもしれません。
レス・ポールによる多重録音の発明についてもその過程を詳しく描くことはなく至極あっさりとしか触れられませんし、彼の名前を冠したギターについても同様です。この点では、伝記映画としても大切な(と思われる)要素を驚くほどあっさりと切り捨てています。

しかし、冒頭から胸が熱くなるこの感じはなんなのか。
自分とは全く違う世界に生きている偉人の人生が、それを覗き見ることが胸を騒がせるのか。さながら、誰のものともしれない古い日記に没入するように。

そして映画の最後、レス・ポールの母(1888-1989ってことは・・・享年101歳!)とメリー・フォードの墓標が映し出される場面に至って、ついに落涙してしまいました(声は出さなかったけど)。
レス・ポールの胸中を想像したからなのか、それとも彼に感情移入して、その人生を断片的に、断続的に追体験したからでしょうか。
確かに喪失感らしいもの(でも本質は全く違う気がする)を味わいました。

・・・・・しかし、これほど強い感動なのに、もやもやとしてしまってどうにも上手く言葉にすることができないのを情けなく思います。

本当に、泣けて心温まる、いい映画でした。

※でもまあ、「ギブソン レスポールモデルができるまで」とか、そういう切り口を期待して見るとちょっと肩すかしなのは事実かな?この映画はレス・ポール氏の半生を通して、普遍的な人間の生き方とアメリカの音楽史を俯瞰して楽しむものだと思います。浮き沈みの激しいショービズの世界と、一度はシーンから去ったレス・ポール氏の輝かしく慎ましやかな現在と。

※もちろん、使用されている音楽も素晴らしかったです!

|

« ドラスレ英雄伝説「戦闘」のアレンジ | トップページ | 東方風神録・地霊殿 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/159736/42488566

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「レス・ポールの伝説」を観てきました:

« ドラスレ英雄伝説「戦闘」のアレンジ | トップページ | 東方風神録・地霊殿 »