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2009年4月14日 (火)

なんでもリリーストリガー

※MusicTrackに書いた記事の転載です。


サンプラーのTipsです。(大したものじゃないけど)

ここ数年のサンプルライブラリ、ソフトウェア音源では当たり前になったピアノ系音色のリリーストリガーですが、専用の機能がないものやハードウェアのサンプラーで実現することも可能です。

Ex1


まず、リリーストリガーで鳴らしたい波形の先頭に無音の区間を作り、その無音区間でループを組みます。画面はEmulatorX2のものですが、ハードウェアのサンプラーでもやることは同様です。
無音を挿入すると、音の入りがプチノイズになることがありますので、必要に応じてフェードインをかけて緩和します。

※EmulatorXの画面における「Loop In Release」がOffになっていることに注意が必要です。
これが有効ですと、リリース時にもループが解除されないため結果的にリリーストリガーで鳴らしたい音が出ないことになります。


Ex2

この時点でとりあえずリリース時に音を出すという目的は叶っているのですが、エンベロープのリリースタイムを長めにとっておきます。鍵盤から指は離れてしまっているため、リリースが短すぎるとリリーストリガーで鳴らす音が鳴りきらない恐れがあるからです。

また、画面の例ではリリースベロシティを音量にマイナスがけし、音を伸ばしてから離す場合に大きなリリース音になることを避けています。
リリースベロシティが使えない場合は、普通に減衰型のエンベロープを組んでしまえば(ただし下限は0ではなくする)長い音の場合にリリーストリガーの音を小さく鳴らすことができます。

(余談ですが、Proteusのプリセットにはリリースベロシティが効くものも結構混ざっています)

この方法は非常にシンプルなので、ほぼどんなサンプラーでもリリーストリガーを実現でき便利だと思います。
拙作のEmulatorX/ProteusVX用のライブラリ「K4e」でもちょっとだけ試してますが、あれを製作したEmulatorX1.5にも、機能としてのリリーストリガーはもちろん装備されていません。(マニュアルにも明記されている)
この技のネタ元は昔のキーボードマガジンで、E4XT Ultraでの例が紹介されていました。

※無音区間であってもサンプルを再生していることには変わりなく、発音数は消費されますがこれはさすがに仕方がありませんね。

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