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2012年10月23日 (火)

イース セルセタの樹海(7)

地図の完成度も90%台後半になり、いよいよ終盤戦になったのかな?
今日も、移動中などにちまちまと遊びました。五忠臣はエノレディーノレのセリフでちょっと言及されるだけで、本人らの出番はなさそうですね・・・・。まさか、あのSFC版以下の扱いになるとは。

というわけで、今日のぶんのプレイ日記です。


○古代の都に到着

樹海をどれだけ奥に進んだのか、セレクトボタンで地図を表示すると実感出来ますね。長い道のりを抜けて、古代セルセタ王国の都だという「エルドゥーク」に到着です。
BGMが「レファンス」なんですが、曲の後半は「エルディール」のメロディが入ってきます。
ここからいくつか見ることの出来る回想シーンで実は親友どうしだったという二人の関係性が語られますので、納得のアレンジですね。単純に曲としても素晴らしいです。

都の全景は、古代アステカの遺跡なんかを思わせます。
もともと原案における古代セルセタ文明も古代アステカをモデルにしていますが※、今回の「太陽の仮面」は被りものですので、アステカっぽさはだいぶ薄れています。つまり都の見た目がアステカっぽいことの裏付けも薄くなっているということ。
デザインワークも深みを作り出す重要な要素です。いくらグラフィックがきれいでも、何か深みが感じられない気がするのですが、こういう部分も影響しているのかも知れません。

※よく知られている話だと思いますが、イース1の「金の台座」(泉の底に沈んでいる)や「マスク・オブ・アイズ」は、ファルコムが前年の86年に発売した「アステカII太陽の神殿」のパロディだったりします。
ところで、これもよく知られている話ですが、「セルセタの樹海」というのはイース1の説明書において、アドル・クリスティンの代表的な冒険の例として挙げられたタイトルでした。
この二つのポイントによって、後年に「セルセタの樹海」とアステカ文明(を元ネタにするということ)が結びつき、旧イース4原案の世界観が生まれたのかもしれませんね。
だから「太陽の仮面」なわけです。パーコレイース4のブックレットに掲載されていた、原案における太陽の仮面のデザインは「アステカの太陽石」そのものでした。

○黒ディーノレさん久しぶり!
エルドゥークの頂上には、かつてエルディールが暮らしたという「太陽神殿」があります。
アドノレ一行はこの中に入ろうと試みますが扉は頑として開かず・・・・と、困っていたところに短身の男グルーダと仲間たちが登場!
黒ディーノレさんも登場w
グルーダは黒ディーノレと通じていたのだそうです。
さて、黒ディーノレとは一体何なんでしょうか。ただの二重人格だったりしたら怒るぞ。いくらなんでも・・・な、そんな酷いシナリオではないと思いたい。

○月の仮面を求めて
グルーダ達の術によって動きを封じられ、神殿へ侵入出来なかったアドノレ達ですが、転んでもタダでは起きません。次の目的は、エルドゥークにあるロダの樹に暮らすルー達によってもたらされました。
というわけで、エルドゥーク近郊の山と湖にあるかもしれない「月の仮面」を探しに行きます。
このあたりの地形は旧イース4の面影がありますね。
円形の湖と、炎と氷の山。
位置関係は違いますが、旧設定を意識してオマージュしているものと思われます。

○湖の神殿
軽快な新曲BGMにノって山道を突き進み、まずは湖の遺跡に入りました。ここはとってもきれいな風景ですね。イースSEVENの風景も十分にキレイでしたが、Vitaの画面はやっぱりきれいです。
ダンジョンは敵もそこそこ強いのですが、宝箱を回収しつつ、泳いで走って大騒ぎ。本当にアクションが楽しいゲームです。

ここでは、聖獣スパーダの真実が明かされるとともに、ガディスとの対決があります。

○ぶっ殺してやる!!
さあみなさんご一緒に!!
「ぶっ殺してやる!!」

いやー、聴けました(笑)
なんかビームみたいな攻撃が強い強い。HPが高くても1500程度のところ、500位のダメージが連続で来ます。
なんかよけれねえし。フラッシュガードしなきゃだめかな?あれ苦手なんですよね。。。。

さておき、どうやらここでガディスは退場です。

今回のリメイク、三人組はなんか影が薄いですね。キャラクターの背景がろくに感じられないせいでしょうか。元々のイース4でも、この三人は実際のところたいしたバックグラウンドを持っていませんので(言ってしまえば非常に薄っぺらい悪役)、それを意識したのかもしれません。

しかしどうしてもPS2版と比べて物足りなく感じてしまいます。まあ、PS2版は三人組にバックグラウンドがほとんど無いことを逆手にとり、そこを掘り下げることで出来上がったストーリーでもあるので※、三人組のキャラクターづけがPS2版より劣る、という比べ方はフェアではないかも知れませんね。

※ぶっちゃけ、原案では知略派でナルシストで短身の男という設定だっただけのグルーダが、PS2版では副主人公的な立ち位置にいる。最後の敵が彼であることに、「悪役のリーダー」である事以上のちゃんとした必然性があります。
なお、主人公であればいろんなしがらみを自力で乗り越えて欲しいところですが、彼の場合はアドルの助け(グルーダを呪縛していた呪文書の破壊)によって乗り越えることになりました。その辺のバランス取りも実に見事でした。

○割れた仮面
ガディスを倒して、いかにもな宝箱が安置された祭壇へ向かいます。ここには、半分に割られた「月の仮面」が入っていました。どうも「マスク・オブ・アイズ」ではないようですね(笑)
この仮面、割れたままではまったく力を感じないそうです。もう半分は、きっと山のほうのマップにあるのでしょう。


○氷の山
本当はちゃんとした名前がついているのですが、憶えていないので「氷の山」と表記します。
この山、二つの頂があり、一方は活火山、一方は雪に閉ざされているのだそうです。これは明らかに、原案における炎の山と氷の山のオマージュでしょう。
ただ、フリーダさんのセリフによると火山の方には立ち入ることができないそうでちょっと残念。
湖の神殿に比べるとマップはかなりシンプルなんですが、ちょっとハデな仕掛けがあって楽しかったです。

奥に進むと、そこには・・・・

○レムノス
仮面兵団の団長となりアドル達に敵対していたレムノスですが、彼もまた「月の仮面」を探していました。
途中で出会ったアドル達に月の仮面が確かにあったこと、しかし割れてしまっており何の役にもたたないので放置して来たことを告げるのでした。

その時、突然苦しみ始めるレムノス。
心配するカーナの前に現れたのはあのバミーです。この人も、今回は影薄いなあ。悪役はみんなそうだね今回。

なんでも、レムノスがもし自分たちを裏切った時のために、裏切り行為に及んだら彼の命を奪う魔術をかけていたのだとか。そして、その術が発動したということは・・・・レムノスは、月の仮面をアドル達に渡すつもりだった。

仮面兵団との戦いが始まります。BGMはおなじみ「戦闘#58」です。

また話をそらしますが、この戦いの他にもデカキャラでなく、数体のエネミーとの戦いが中ボス戦になっていることがあります。これは、SFC版で同様の演出がいくつかあったことのオマージュなのでしょうか。
今回のリメイクは、過去作の要素を本当にさりげなく、アレンジしながら入れてありますね。
カーナとレムノスが姉弟なあたりやコモドの造形、一部のフィールドマップなんかはPS2版を思わせますし。
月の仮面が出てきたのは、やっぱりPCエンジン版を連想しますよね。


さて、戦いに勝利し仮面兵団を退けるもののレムノスは苦しんでいる。そこに現れたのは、我らがレオ団長!!
レオはレムノスの狙いに気がついていた模様です。バミー達による術(洗脳)に自力で打ち勝ち、故郷を守るために従うフリをし続けていたレムノス。
原案をはじめとする旧イース4では散々な役回りのキャラですが、ずいぶんと大きく出世しました。
もちろん、レオ団長も。

レムノスを救うには、術者であるバミーを倒すしかない。
レオにレムノスを託して、アドノレ達はバミーを追うのでした。

というわけで今日はここまで。
「ぶっ殺してやる!!」があって良かったです。
しかし終盤に近づいている実感はあるのですが、悪役まわりは掘り下げが少ないように見えます。PS2版と比べてどうしても物足りなく感じますね・・・・・。

対照的に、レオやレムノスのキャラクターづけはとても良いのではないでしょうか。おそらくは、悪役よりも善玉サイドを魅力的に描くということをある程度意識的にやっているのだと思います。
PS2版は悪役をめっちゃ掘り下げたもののウェットになりすぎて、好みが分かれるところです。

僕はPS2版イース4大好きですけど、あの湿っぽさが嫌いな人にとってはそこだけで大減点になるの、すごくよくわかりますもんw

女性陣は文句なしに魅力的。
グリゼルダさん29歳ハァハァ・・・・・・・。
あれだな、アドルがキャスナンを発つ前に、総督府に招かれるのですよ。なぜか総督室ではなく私室に案内され、いつもと違う、ドレスに身を包んだグリゼルダさんがいて、二人のための豪勢なディナーと、上等なワインが置かれているのです。
そんな二次創作的展開まで幻視した。

うん、今日もいい感じに手遅れですな。


※都の名前を間違えてたので、修正しました。

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コメント

プレイも終盤になってきましたね。
自分もがっでむさんと同様、今回のシナリオは薄いと感じました。
ゲームとしての面白さは歴代イース4の中でも断トツなのですが、プロット、バックボーンは非常にアッサリぎみ。
シナリオはぶっ飛んだアレンジをしたPS2版の方が好みですね。

投稿: どり | 2012年10月24日 (水) 10時41分

>どりさん
コメントありがとうございます。まだクリアはしていないのですが、イリス内部の探索中です。

三人組のうちグルーダだけは、アドルと対比させようという狙いが見えていますが(アドルの幼少期~旅立ちまでの記憶と、グルーダが故郷を捨てて旅立った経緯には重要な共通点があります)、今のところは失敗している感じがします。
彼との戦いを通して、失敗ではないことがわかるような内容だと嬉しいですね。

投稿: がっでむ | 2012年10月25日 (木) 18時48分

この辺で得た赤い記憶で、フリーダさんがエルンスト兄貴の婚約者と知ってエー!?とか言っちゃったw
こういうシリーズ知ってるとびっくりする伏線いいですね。

投稿: 通りすがり | 2012年12月 1日 (土) 20時17分

>通りすがりの方
コメントありがとうございます。
その、例のバカ兄貴の弟である「黒の傭兵(笑)」より、フリーダさんのほうがだいぶ強かった気がしますね。
さておき「セルセタ」はやっぱり有翼人がらみなのか、イース1・2よりむしろイース6との関連性が強調されていて面白かったです。(6も、個人的にはストーリーが駄目な「残念イース」なんですけど。)

投稿: がっでむ | 2012年12月 6日 (木) 16時51分

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