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2012年10月18日 (木)

イース セルセタの樹海(1.5)

昨日の続きをちょっとだけ。

今回、鉱山のイベントをクリアした後でようやく樹海へ出発・・・となるのですが、その際の動機付けが面白いですね。
アドルは記憶喪失になってしまっているので、失われた記憶を取り戻すため・・・というのが一つ、もう一つ、「未開の地である樹海の地図を作る」というのを、ロムン帝国セルセタ総督(の、グリゼルダさん29歳)から依頼されることになります。

これまでイースシリーズではアドルの冒険家設定は実際のところあまり重視されておらず、基本設定というか肩書き程度にとどまっていました。実際には、「冒険家」というよりはRPGにおけるあいまいな「冒険者」として扱われていたと思います。
今回は職業としての冒険家を強く感じさせるものになっており、ちょっと「おおっ!」と思いました。
イースシリーズの基本設定、今は変わっているところも多いと思いますが、昔の(つまり、本来の)設定にはこういうものがあります。

・アドルの冒険日誌は彼の生家に100余冊が残されており、これらを元に創作された物語が世界中で親しまれている

はい、イースシリーズというのは冒険日誌そのものをゲームで表現してるのではなく、冒険日誌を元に創作された冒険物語(という設定)なのです。
冒険日誌に書かれている「史実」には、もしかしたら魔王や魔物なんていないのかもしれません。

この「創作された」という設定がメタなクッションとして機能することで、機種ごとに多少の違いがあっても許される。実際の御伽噺や昔話、普通の名作文学も、翻訳者の違いや対象年齢の違い(児童書なんかは、翻訳にとどまらず平易な言葉にリライトしてる場合も多いでしょう)によって細部が異なることはよくあります。
なので、今回ついに日本ファルコムが作った「セルセタの樹海」によって、過去に発売された「イース4」が否定されたり、すっかり黒歴史になってしまうようなものではない、と考えています。

といったところで、ゲームがまた進んだら何か書くことにしますね。

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